VWC継続が決定、まずは2011年度−澤邊室長続投、事業名称は検討へ

  • 2010年12月24日
 日本旅行業協会(JATA)は12月17日に開催したJATA常任理事会・常任役員会合同会議で、ビジット・ワールド・キャンペーン(VWC)事業を継続することを決定した。当初計画は2008年度から2010年度までの3年間であったが、これまでに一定の成果を得られており、市場が回復傾向にある中でさらなる需要拡大につながると判断した。

 まずは2011年度のみだが、JATA理事長の柴田耕介氏は「引き続き充実した内容でやっていく」と話しており、2011年度だけでなく長期的な展開も視野に入れている。また、組織体制としては、現VWC2000万人推進室長の澤邊宏氏が引き続き指揮をとり、7名程度の要員を配置して現在と同規模で運営していく予定。ただし、事業の名称については“2000万人”を含めて検討する。

 なお、具体的な活動内容などについては2011年3月頃に発表する予定だ。


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