日韓オープンスカイ拡大で合意−13年夏、成田の便数と会社数など無制限に
日本と韓国の航空当局間協議が12月21日と22日に東京で開催され、オープンスカイの枠組みの拡大で合意した。韓国との間では首都圏を除いたオープンスカイで合意していたが、2013年夏に予定される成田空港発着枠の27万回への拡大にあわせ、成田空港を含めたオープンスカイを実現する。また、2013年夏以前に段階的な増便が可能になった場合には、LCCの新規就航を含めて路線便数拡大の一部前倒しを可能とする。
首都圏空港を含めたオープンスカイは日米間で先行して実現した後、現在はアジア圏への拡大に着手したところ。韓国が合意第1号で、1月にはシンガポール、2月にはマレーシアとの航空当局間協議を予定している。今回の合意により日本/韓国間では、今後成田空港で設備増強や騒音対策が進められ、発着枠が追加できる段階になれば、韓国政府の認可をもとに就航先、便数、会社数などに関わらず新規就航、増便することが可能になる。
なお、羽田空港については、発着枠が依然として限られていることから除外した。
▽関連記事
◆日米航空関係が完全自由化、アジア圏にも拡大へ−馬淵大臣、「歴史的な日」(2010/10/26)
首都圏空港を含めたオープンスカイは日米間で先行して実現した後、現在はアジア圏への拡大に着手したところ。韓国が合意第1号で、1月にはシンガポール、2月にはマレーシアとの航空当局間協議を予定している。今回の合意により日本/韓国間では、今後成田空港で設備増強や騒音対策が進められ、発着枠が追加できる段階になれば、韓国政府の認可をもとに就航先、便数、会社数などに関わらず新規就航、増便することが可能になる。
なお、羽田空港については、発着枠が依然として限られていることから除外した。
▽関連記事
◆日米航空関係が完全自由化、アジア圏にも拡大へ−馬淵大臣、「歴史的な日」(2010/10/26)