HIS通期決算、売上高7.1%増で黒字確保−11年は経常利益8割増へ
エイチ・アイ・エス(HIS)の2010年10月期(2009年11月1日〜10月31日)の連結業績で、売上高は前年比7.1%増の3480億6500万円となった。営業損益は、送客数が目標に届かなかったほか、航空会社からの仕入環境の悪化や価格競争の激化などもあって12.0%減となったものの、62億7800万円の黒字を確保した。一方、経常利益は26億4200万円の為替差損を計上したことなどにより10.1%減の50億1900万円、純利益は0.4%増の33億8400万円となった。
2011年10月期(2010年11月1日〜10月31日)の業績予想は、売上高が17.5%増の4090億円、営業利益が17.9%増の74億円。経常利益は79.3%増の90億円、純利益は53.6%増の52億円を見込む。
この達成に向けた方針としては、商品の品質やサービスの向上を推進。例えば航空券販売で、価格優位性だけでなく手配能力やサポート体制の充実、航空券販売サイトの強化など、HIS独自の付加価値と独自性を追求する。また、パッケージツアーでも、主力である価格訴求型のチャオだけでなく、チャオプレッソやインプレッソなど高付加価値型の商品の拡充もはかる。チャーター利用商品の強化による地方空港の積極活用にも取り組む
また、店舗やコールセンター、インターネットなど販売チャンネルの役割を明確化。特にインターネットでは、多様化するニーズに応えられるよう、パソコンやモバイル機器での自動予約に対応できる商品数の増加や、使いやすいシステムの構築をおこなう。ソーシャルメディアの積極活用や、海外向けウェブサイトの開設と認知向上にも取り組む。
法人需要の取り込みでは、他社との提携も含めてサービス内容を拡充し、大企業や官公庁を中心に需要の開拓を進める。また、団体旅行でも大型団体の営業を強化する。法人、団体ともに営業拠点の拡充や、事業規模の拡大をみすえた人材育成にも注力する。
海外展開では、南米やアフリカなど新たな国・地域への営業拠点の開設をさらに進めるほか、同一都市内や海外旗艦店舗の積極的な展開もおこなう。さらに、訪日旅行では、専門組織を一元化して集中強化。海外からのクルーズ客船の寄港地オプショナルツアーや、海外の自社拠点からの送客の受け入れを推進する。既存の在日外国人向けの旅行店舗で、訪日外国人向けの国内旅行商品の販売もめざす。このほか、国内旅行では、ハウステンボスや沖縄、北海道の方面を中心に販売を強化する。
2011年10月期(2010年11月1日〜10月31日)の業績予想は、売上高が17.5%増の4090億円、営業利益が17.9%増の74億円。経常利益は79.3%増の90億円、純利益は53.6%増の52億円を見込む。
この達成に向けた方針としては、商品の品質やサービスの向上を推進。例えば航空券販売で、価格優位性だけでなく手配能力やサポート体制の充実、航空券販売サイトの強化など、HIS独自の付加価値と独自性を追求する。また、パッケージツアーでも、主力である価格訴求型のチャオだけでなく、チャオプレッソやインプレッソなど高付加価値型の商品の拡充もはかる。チャーター利用商品の強化による地方空港の積極活用にも取り組む
また、店舗やコールセンター、インターネットなど販売チャンネルの役割を明確化。特にインターネットでは、多様化するニーズに応えられるよう、パソコンやモバイル機器での自動予約に対応できる商品数の増加や、使いやすいシステムの構築をおこなう。ソーシャルメディアの積極活用や、海外向けウェブサイトの開設と認知向上にも取り組む。
法人需要の取り込みでは、他社との提携も含めてサービス内容を拡充し、大企業や官公庁を中心に需要の開拓を進める。また、団体旅行でも大型団体の営業を強化する。法人、団体ともに営業拠点の拡充や、事業規模の拡大をみすえた人材育成にも注力する。
海外展開では、南米やアフリカなど新たな国・地域への営業拠点の開設をさらに進めるほか、同一都市内や海外旗艦店舗の積極的な展開もおこなう。さらに、訪日旅行では、専門組織を一元化して集中強化。海外からのクルーズ客船の寄港地オプショナルツアーや、海外の自社拠点からの送客の受け入れを推進する。既存の在日外国人向けの旅行店舗で、訪日外国人向けの国内旅行商品の販売もめざす。このほか、国内旅行では、ハウステンボスや沖縄、北海道の方面を中心に販売を強化する。