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JATA、羽田の国内線施設使用料に反対表明−旅行会社の負担増を懸念

  • 2010年12月17日
 日本旅行業協会(JATA)はこのほど、日本空港ビルデングが予定する羽田空港の国内線旅客取扱施設利用料の値上げに反対を表明した。12月15日の定例会見ではJATA理事長の柴田耕介氏が「突然発表されたことで、JATAとしては反対したい」とコメント。また、16日にはJATAを訪れた日本空港ビルデング関係者に対して、JATA事務局長の長谷川和芳氏と国内・訪日旅行業務部部長の興津泰則氏から反対の意向を改めて伝えたという。

 なお、今回の値上げは、2011年4月1日付で国内線の旅客取扱施設利用料を大人は100円から170円に、3歳以上12歳未満の子どもは50円から80円に引き上げようとするもの。旅行会社にとっては、商品造成やパンフレット印刷、システム改修などの手間や負担の増加が懸念される。

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