アミューズトラベルが業務停止処分、登山事故で−観光庁、契約済みは対象外
観光庁は12月15日、アミューズトラベルに対して旅行業法違反による業務停止処分を下した。処分の内容は、2010年12月16日から2011年2月4日までの51日間、本社営業所での旅行業務停止。ただし、既に締結した旅行契約の履行に必要な業務は対象外とした。
アミューズトラベルが2009年7月に催行した北海道トムラウシ山での登山ツアーで、参加者8名が死亡する事故が発生。観光庁では、同募集型企画旅行について、本社営業所の旅行業務取扱管理者を通じて、旅行の安全確保のために必要な旅行計画の作成についての事項や、企画旅行の円滑な実施のための措置についての管理や監督に関する事務を適確におこなわせなかったとしている。このほか、札幌営業所で2006年1月から3年7ヶ月の間、旅行業務取扱管理者が不在だったことも指摘した。アミューズトラベルでは今後約2ヶ月間、旅行の新規予約を受け付けられなくなる。
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