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南アフリカ、9月までの日本人訪問者数が5割増−W杯の反動減なし

  • 2010年12月13日
 南アフリカ観光局によると、日本人訪問者数が2010年8月に前年比25.3%増の2745人、9月に35.1%増の2677人となった。9月までの累計は2万926人で、52.1%増と大きく拡大している。6月のワールドカップが終了した後の落ち込みが懸念されたものの、むしろワールドカップ期間中の露出増などもあり、プラス成長したという。外国人訪問者数全体では、8月が18.1%増の17万9658人、9月が25.1%増の17万1158人、累計は21.7%増の160万4233人となっており、日本の成長率が上回っている。

 なお、同観光局によると、ワールドカップ開催期間中にワールドカップのために南アフリカを訪れた観光客は30万9000人超であったといい、そのうちの59%が初めての訪問。また、全訪問者の90%以上が「予想よりも良い体験ができた」と評価し、72%は南アフリカでの体験を「大変満足できる」と評価したという。また、大会が観光業にもたらした経済効果は約36億ランド(約396億円)で、1人平均の消費金額は1万1800ランド(約12万9800円)であったという。