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成田、年末年始の出入国者数は5%減の129.3万人予想

 成田国際空港(NAA)によると、2010年12月17日から2011年1月4日までの19日間で成田空港を利用する出入国者数は、前年比5.0%減の129万2800人となる見込みだ。グアムやハワイなどのリゾート地、欧州の人気が高い模様としつつ、尖閣問題や、円高による訪日客の減少などが響いて前年割れするとの予測。出国者数は6.3%減の63万9800人で、入国者数は3.6%減の65万3000人。ピークは出国が12月29日で3万8300人、入国が1月3日で4万2500人という。

 なお、第1ターミナルと第2ターミナルの出入国者数を比較すると、第1ターミナルは3.6%増の71万9232人であるのに対し、第2ターミナルでは14.6%減の54万7400人と幅が開く予想だ。


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