阪急交通社、10月の海外旅行取扱額は7.9%増、近距離アジアが牽引

  • 2010年12月6日
 阪急交通社の2010年10月の旅行総取扱額は、前年比3.0%増の327億8105万4000円となった。国内旅行が4.3%減の126億1597万3000円となったものの、海外旅行が7.9%増の199億7295万円、外国人旅行が34.3%増の1億9213万1000円と前年を上回った。海外旅行では、尖閣問題で中国が大きく落ち込んだ一方、中国以外の近距離アジアが増加したという。

 なお、1月からの累計では、海外旅行が7.8%増の1942億8776万9000円、国内旅行が0.9%増の1121億2304万2000円、外国人旅行が4.4%増の10億4491万6000円といずれも前年を上回っている。


※阪急交通社は2010年4月に阪神航空と統合して、業務渡航部門を阪急阪神ビジネストラベルとして子会社化。文中の今年度の数値は阪急阪神ビジネストラベル分を除外し、フレンドツアーを含めたもの