ドイツ、女子サッカーW杯開催で新たな旅行を提案−なでしこジャパンも参加

今回の対戦組み合わせでは、世界順位では5位、「強豪」と呼ばれシードチームとされている日本女子「なでしこジャパン」はBグループに入り、ニュージーランド、メキシコ、イングランドと対戦することが決定。試合開催地は「2010年欧州文化首都」に選ばれたルール地方のボーフム、ケルンとデュッセルドルフの中間地点にあるレバークーゼン、すでに観光地として有名なロマンチック街道沿いのアウクスブルクとなっている。発表会で、浦和レッズレディース監督の村松浩氏が登壇し、「対戦相手はすべて以前対戦して引き分けになったことがあるチーム。今回こそここで決着をつけられれば」と優勝への意気込みを語り、優勝候補とも目されるなでしこジャパンの底力をアピールした。
試合開催地は、日本マーケットにはあまり浸透していない場所もあるが、ドイツ観光局ディレクター・マーケティングの西山晃氏によると、デュッセルドルフやフランクフルトなど観光にも適した大都市を拠点にすることで1時間弱のアクセスで気軽に訪れることができるという。サッカーだけでなく、世界遺産と組み合わせた旅行の提案も可能だ。開催期間は2011年6月26日から7月17日までで過ごしやすい夏のシーズン。これまでとは違った切り口の商品造成に期待がかかる。
※訂正案内(2010年10月9日 00時48分)
訂正箇所:第2パラグラフ最終文、写真キャプション
誤:なでしこジャパン監督である佐々木則夫氏
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正:浦和レッズレディース監督の村松浩氏
お詫びするとともに訂正いたします。