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アジア・太平洋地域の渡航先、日本の人気続く−マスターカード調査

  • 2010年11月30日
 マスターカードがこのほど実施した調査で、アジア・太平洋地域の消費者に最も人気のある渡航先は日本となった。2009年10月、2010年3、4月でも日本が1位となっており、今回は全回答者の26%が日本を選択した。2位以下は中国の21%、オーストラリアの19%、香港の18%、米国の16%となり、前回との比較では中国とオーストラリアが逆転した。

 同地域で今後半年以内に海外旅行を計画している人は23%で、このうち56%が海外旅行が自分にとって重要であると回答。海外旅行を計画している人の割合が最も高かったのは香港で58%となり、次いでシンガポールが45%、台湾が35%となった。また、旅行を考えている人の88%が近隣諸国への旅行を希望した。

 一方、日本の回答者に人気の高かった渡航先は1位が米国と韓国で31%、オーストラリアが19%、タイが15%、台湾が11%となった。男女別では、1位の米国と韓国は変わらなかったものの、男性の3位はオーストラリアの24%、女性はタイの18%であった。

なお、調査はアジア・太平洋、中東、アフリカの主要24市場を対象に半年ごとに実施しているもの。今回は消費者1万502人から回答を得たという。


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