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アマデウス、第3四半期決算は総収入12.1%増、純利益も3割増に

  • 2010年11月18日
 アマデウスITホールディングは、2010年12月期第3四半期累計期間(2010年1月1日〜9月30日)の決算で、総収入が前年比12.1%増の20億5360万ユーロ、調整後の純利益も30.1%増の3億5460万ユーロを計上した。同社が事業の柱とする旅行予約コンテンツ流通事業とIT事業がともに好調であったため。

 旅行予約コンテンツ流通事業では、収入が10.2%増の15億2890万ユーロに拡大。総予約数も7.7%増の3億3860万件。旅行会社による航空予約に占めるシェアは、0.1ポイント増の36.2%となった。また、ITソリューション事業の収入は19.3%増の4億5710万ユーロに増加。搭乗旅客数は、旅客管理システムの導入を契約済みの航空会社でシステムの移行が進んだことから、58.0%増の2億7060万人となった。

 なお、第3四半期(2010年7月1日〜9月30日)のみで見ると、総収入が12.6%増の6億7430万ユーロ、調整後純利益が14.9%増の1億770万ユーロとなった。