訪日旅行者、支払いは現金が5割−米中はクレジットカード人気

  • 2010年11月11日
 ビザ・ワールドワイドがこのほど太平洋アジア観光協会(PATA)と共同で実施した調査によると、日本への旅行者が多い韓国、台湾、中国、米国、香港の5ヶ国の旅行者が旅行中に使う決済手段で最も多かったのは現金で、平均51%となった。一方、旅行中の支払い金額が5ヶ国平均の680米ドルより高い中国(1084米ドル)と米国(893米ドル)ではクレジットカードが好まれ、中国が65%、米国は53%となった。

 調査はビザとPATAがアジア太平洋地域の観光にとって重要な市場と考える13の国・地域を対象に毎年実施するもの。過去2年間に海外旅行をした、あるいは今後2年間に海外旅行を計画している18歳以上の人を対象としてオンラインで調査する。今年は5月に実施し、6714人から回答を得た。

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