JATA苦情件数、7月の苦情件数は弁済業務関連で増加、8、9月は減少傾向
日本旅行業協会(JATA)によると、消費者からの苦情件数が7月は前年比16.6%増の295件、8月は9.1%減の250件、9月は23.8%減の211件であった。7月は留学手配がメインのサクシーオや北海道の牧野航空旅行の事業停止などにより、「倒産と弁済業務」が83件と最も多く全体的な数値も押し上げた。続いて「取消料」が38件と2番目に多かった。8月は「申込み・契約」が32件と最も多く、次いで「取消料」が31件だった。9月は「手配内容」が24件、続いて「申込み・契約」が22件となった。
具体的な事例では、例えば旅行会社に問題のあるケースとして「申込み・契約」についての問い合わせがあった。消費者が募集型企画旅行で空席確認したところまだ空いていると言われ、来週まで取っておいて欲しいと旅行会社に頼んでいたが、翌週旅行代金を支払いにいくと、もう空きはないと言われたという。これは、約款6条の「電話等による予約」に該当し、旅行者に通知した申込金の支払い期日までは予約を確保する必要がある。
なお、消費者センターからの照会件数は、7月が58件、8月が74件、9月が53件であった。
具体的な事例では、例えば旅行会社に問題のあるケースとして「申込み・契約」についての問い合わせがあった。消費者が募集型企画旅行で空席確認したところまだ空いていると言われ、来週まで取っておいて欲しいと旅行会社に頼んでいたが、翌週旅行代金を支払いにいくと、もう空きはないと言われたという。これは、約款6条の「電話等による予約」に該当し、旅行者に通知した申込金の支払い期日までは予約を確保する必要がある。
なお、消費者センターからの照会件数は、7月が58件、8月が74件、9月が53件であった。