兵庫・城崎温泉、デジタル外湯券「ゆめぱ」導入

 兵庫県・城崎温泉では11月1日から、外湯の入浴、買物、音声ガイダンスができるデジタル外湯券「ゆめぱ」の運用を始めた。

 これまで城崎温泉ではゆかた姿でスナックに行けば「つけ払い」がきき、翌朝旅館で清算できるシステムがあったが、これをヒントに2年前から産業技術総合研究所の協力を得て、開発を進めてきた。

 「ゆめぱ」を宿泊客、日帰り客のいずれも1日入浴券を購入すれば、財布を持たずに気軽に外湯の入浴ができる。年内には買物機能も持たせる予定。

 料金は大人1千円、小人500円。外湯の混雑状況がわかるほか、外湯や町の情報がわかる音声ガイダンスも可能。

 ゆめぱのゆは「湯・ゆかた」、めは「めぐる・湯めぐり」、ぱは「パス・パスポート・ぱっと使える」を意味しているという。


情報提供:トラベルニュース社