成田、冬スケジュールは週102便減、日本航空の休減便影響で

  • 2010年11月1日
 成田国際空港(NAA)によると、2010年度冬スケジュールでの旅客便の週間便数は夏スケジュールから102便減の1339便となる見込みだ。経営再建を進める日本航空(JL)グループが運休、減便により93便減の258便と大きく便数を減らしたことが影響した。

 JLグループ以外では、全日空(NH)が4便減の203便、デルタ航空(DL)が6便減の186便、キャセイパシフィック航空(CX)が7便減の35便、エールフランス航空(AF)が6便減の14便、エバー航空(BR)が4便減の10便、エア・カナダ(AC)が3便減の14便、オーストリア航空(OS)が1便減の6便、中国国際航空(CA)が2便減の44便、スカンジナビア航空(SK)が1便減の6便、イラン航空(IR)が1便減の1便と減便。

 一方、KLMオランダ航空(KL)は3便増の20便、アリタリア−イタリア航空(AZ)は4便増の14便、ニュージーランド航空(NZ)は1便増の6便、ガルーダ・インドネシア航空(GA)は7便増の14便、エジプト航空(MS)は3便増の6便、フィリピン航空(PR)は1便増の13便と増便する予定だ。また、香港航空(HX)が週7便で新規就航した。

 なお、これらの数値は、冬スケジュール期間(2010年10月31日〜2011年2月26日)のうち、最も標準的な各社の発着回数をあらわすとNAAが判断した11月7日から20日の2週間の発着回数をもとにして算出したもの。また、夏スケジュールは2010年4月11日から4月14日の発着回数の実績をもとにした。