香港エクスプレス、関空線を再開、週7便で−香港航空の成田就航に連動
香港エクスプレス航空(UO)は12月11日、関空/香港線の運航を再開する。UOは関空に2008年9月から2009年3月まで就航しており、1年9ヶ月ぶりの復便となる。使用機材はボーイングB737-800型機で、座席数はビジネスクラス8席とエコノミークラス156席。UO日本支社によると、グループ会社の香港航空(HX)が冬スケジュールから成田に就航することを受け、訪日外国人旅行者に人気の高い“ゴールデンルート”の需要を取り込むために関空線の再開を決定したという。
インバウンドとアウトバウンドの割合は5割ずつをめざし、インバウンドでは、UOが現在展開する沖縄線、札幌線、HXの成田線のいずれとも組み合わせが可能である点を活用。また、アウトバウンドについてはビジネスとレジャーの両面で取り込みをねらい、関空出発が16時40分であることから、大阪府の周辺地域の需要にも照準を合わせる。また、日本航空(JL)が同路線から撤退するため、今回の復便は旅行会社からも歓迎されているという。
ただし、UOでは2008年前後に関空を含めて数路線で就航と運休を続けたことから、関西地域の旅行会社には不信感が残っているところ。UOでは、旅行会社から懸念が示されていることを認めた上で、「安定的な運航を第一とする。半年か1年か、それを見ていただくことで改めて信頼関係を構築できれば」と信頼回復を誓った。なお、前回の運休理由は経済状況や燃油価格の高騰などであったといい、現在は好転しているとの見方だ。
▽UO 関空/香港線運航スケジュール(2010年12月11日〜)
UO616便 HKG 11時15分発/KIX 15時40分着
UO617便 KIX 16時40分発/HKG 20時05分着
インバウンドとアウトバウンドの割合は5割ずつをめざし、インバウンドでは、UOが現在展開する沖縄線、札幌線、HXの成田線のいずれとも組み合わせが可能である点を活用。また、アウトバウンドについてはビジネスとレジャーの両面で取り込みをねらい、関空出発が16時40分であることから、大阪府の周辺地域の需要にも照準を合わせる。また、日本航空(JL)が同路線から撤退するため、今回の復便は旅行会社からも歓迎されているという。
ただし、UOでは2008年前後に関空を含めて数路線で就航と運休を続けたことから、関西地域の旅行会社には不信感が残っているところ。UOでは、旅行会社から懸念が示されていることを認めた上で、「安定的な運航を第一とする。半年か1年か、それを見ていただくことで改めて信頼関係を構築できれば」と信頼回復を誓った。なお、前回の運休理由は経済状況や燃油価格の高騰などであったといい、現在は好転しているとの見方だ。
▽UO 関空/香港線運航スケジュール(2010年12月11日〜)
UO616便 HKG 11時15分発/KIX 15時40分着
UO617便 KIX 16時40分発/HKG 20時05分着