中部、冬スケ計画便数は週258便、ほぼ前年並み−韓国は9便増に

  • 2010年10月26日
 中部国際空港の2010年冬スケジュール(2010年10月31日〜2011年3月26日)で、国際線旅客便の計画便数は11月1日時点で2009年冬比8便減、2010年夏(ピーク)比34便減の週258便となる見込みだ。この数値は2004年冬の開港以来最も少なく、依然として厳しい環境が続いている。ただし、日本航空(JL)が成田線週7便を国内線に切り替える予定で、これを除くと2009年冬比で週1便減にとどまる。また、2009年冬でも当初は258便の計画であったところがピーク時には266便に拡大しており、今年の回復に期待がかかる。

 2010年夏と比較すると、JLが広州線を運休するほか、全日空(NH)が上海線を運休。チャイナエアラインが高雄線を減便。一方、タイ国際航空(TG)はバンコク線、ベトナム航空(VN)はホーチミン線をそれぞれ増便する。デルタ航空はサイパン線を運休予定だが、12月21日までの予定だ。

 方面別の便数を2010年夏と比較すると、中国はJLとNHの運休が響いて週9便減。台湾・香港は週4便減、東南アジアは週3便減などとなる見込みだ。なお、韓国は週54便で2010年夏と変わらず、2009年冬との比較では9便増加する。


▽中部国際空港10年冬期スケジュール、路線・便数一覧
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※訂正案内 (10月27日 22時00分 編集部)
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