成田、9月の国際線方面別旅客数はアジア、韓国が好調−中国は尖閣影響も

  • 2010年10月26日
 成田国際空港(NAA)によると、9月の国際線方面別旅客数は、アジア、欧州、韓国、台湾、グアムで前年を上回る結果となった。もっとも増加幅が大きかったのは7%増の韓国で13万3600人、ついでアジアが5%増の24万2400人となった。一方、中国は一連の尖閣諸島問題の影響で1%減の15万7700人となっており、10月は修学旅行のキャンセルなども続き、さらに影響がでる見込みという。


▽国際線方面別旅客数9月(方面/前年比/人数)
太平洋/37万1600人(−100人)/0%
アジア/24万2400人/5%増
中国/15万7700人/1%減
欧州/19万6700人/2%増
韓国/13万3600人/7%増
台湾/9万5800人/2%増
香港/8万4600人/1%減
オセアニア/4万6100人/2%減
グアム/6万5600人/1%増