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インフィニが羽田国際化記念セミナー、パートナー各社が詳細情報を提供

  • 2010年10月18日
 インフィニ・トラベル・インフォメーションはこのほど、羽田空港新国際線旅客ターミナルのオープンにともない、セミナーを開催した。セミナーではパートナー航空会社6社とリムジンバスが登壇。各社、スケジュールや特徴などを説明した。

 キャセイパシフィック航空(CX)旅客営業部係長の中山達也氏は羽田発の午前便について、「成田線と香港到着時刻はほぼ同じ、これまで通り昼間の乗り継ぎが可能」と紹介した。午後便には、新型シートを搭載した3クラス構成のB747−400型機を使用する。エバー航空(BR)営業部の高田朋子氏は台北発の午前便を、「羽田に午前11時15分着なので地方からの利用者にも最適」と説明。競合の激しい台北線において、2009年度AB−ROADエアライン総合ランキングで第3位に選ばれた安全性をBRの強みとした。全日空(NH)日本販売室販売計画部の畑佐公毅氏は、1月末までNH単独路線となる羽田/ロサンゼルス線をアピール。往復深夜発のため、「仕事後の搭乗が可能。最終日の宿泊も不用で出張コストを削減できる」とビジネス利用を提案した。また、今後はウェブチェックインの普及を強化する方針だ。

 シンガポール航空(SQ)旅客営業部課長代理の長川千鶴氏は、1日2便の深夜早朝枠にビジネスと観光両方の需要に期待を示す。羽田線により特に乗り継ぎが向上する路線として、ジャカルタ、パース、バリ行きを紹介した。羽田線と成田線は同額で、往復の組み合わせも自由だという。チャイナエアライン(CI)旅客営業部の清水康幸氏は、台北(松山)に9時45分に到着し復路18時15分発の便であれば現地に最長8.5時間滞在できるとして、日帰りや1泊2日旅行といった新たな商品造成を提案した。

 マレーシア航空(MH)は11月16日に羽田/コタキナバル間を週3便の直行便で結び、正規割引航空券「JIMAT」には新運賃も設定。MHマーケティング課長の鈴木宣博氏は、「下期もコミッションを継続」することから旅行会社との連携強化の姿勢を示した。このほか、リムジンバスの東京空港交通は、深夜早朝枠にあわせて運行時間を拡大。午前0時から5時までは割増運賃で運行する。同社営業部次長の嵯峨真佐志氏によると、来期は利用状況や乗客の要望にあわせ、ダイヤ改正も視野に入れている。

 なお、インフィニでは12月31日までの、ターミナルオープンにあわせたキャンペーンを実施中だ。インフィニで羽田空港発着国際便を含めた公示運賃PNRを予約、発券すると、抽選で84名にダイソンサイクロン掃除機や加湿空気清浄機などの賞品をプレゼントする。