羽田発ハワイのニーズ高く、成田より高額でも−エクスペディア調査

  • 2010年10月13日
 エクスペディア・ジャパンは先ごろ、ハワイ旅行動向について調査を実施した。羽田国際化や円高がハワイ旅行に与える影響について、ハワイ旅行経験者を対象に聞いた。

 羽田空港の国際化により、10月31日に羽田/ホノルル線の定期便が就航する。今回の調査では、東京在住者532名を対象に成田発便との価格差がいくら以内なら羽田便を利用したいかを調査。各年代で最も多かったのは、20代で、「1001円から3000円」、30代で「5001円から1万円」、40代で「3001円から5000円」、50代で「5001円から1万円」となり、30代と50代で羽田発便利用へのニーズの高さが見られた。さらに、羽田便を利用したいと思う差額の平均値は、全体で7763円となった。

 また、ハワイ旅行の動機付けとして円相場が影響するかどうかを聞いたところ、東京在住者を含めた全回答者3000名のうち、約3分の1が「ハワイ旅行を計画するのに円高、円安は関係ない、よくわからない」と回答。これらを除く1979名の人のハワイ旅行決定動機となる円相場は、全体で84.5円となった。年代別では、20台は86.1円、30台は83.8円、40代は83.9円、50代は83.9円であった。

 なお、調査期間は9月7日から12日までで、ネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とするハワイに宿泊したことのある20歳以上の男女を対象に実施した。調査地域は全国で、有効回答数は3000サンプル。