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羽田、PSFC見直しで返金発生も−特設カウンターで対応

  • 2010年10月8日
 東京国際空港ターミナル(羽田空港)は10月21日搭乗分から、出発旅客に対する旅客サービス施設使用料(PSFC)を変更するとともに、新たに乗り継ぎ旅客にも適用を開始する。現行の使用料は大人2040円、小人1020円で、10月21日搭乗分からは大人2000円、小人1000円となる。

 適用開始日は10月8日以降発券分かつ10月21日搭乗分からで、10月7日以前の発券分は搭乗日にかかわらず、現行の使用料を代行徴収する。そのため、発券時の代行徴収金額と搭乗時の適用金額が異なる場合には、10月21日以降に返金を開始する。返金場所は、羽田空港ターミナルビル3階の出発の保安検査場前にある海外旅行保険カウンター内特設カウンターで、発券日の記載のある航空券控えを持参する必要がある。カウンターは航空機の出発時間帯にあわせてオープンするとしている。

 羽田空港では利用者への案内について、同社ホームページ上で案内するとしているが、旅客サービス施設使用料の変更やこうした返金対応について利用者全員が把握できるとは限らないため、旅行会社でも案内する必要がありそうだ。日本旅行業協会(JATA)でも会員向けに具体的な内容について確認するよう促している。

 なお、羽田空港で国際線の乗り継ぎとなる旅客に対しては、10月8日以降発券かつ10月21日搭乗分から、大人1000円、小人500円を徴収する。ただし、10月7日以前に発券した10月21日以降搭乗分の航空券は別途徴収しない。


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