マリーナ・ベイ・サンズ、ホテルでの搭乗手続きと手荷物受託サービスを開始

 マリーナ・ベイ・サンズはこのほど、シンガポール・エアポート・ターミナル・サービス(SATS)と共同で、チャンギ空港を利用しシンガポール航空(SQ)とシルクエアー(MI)で出発する乗客および宿泊客を対象に、マリーナ・ベイ・サンズ内での搭乗手続きと手荷物受託サービス「バゲージ・エクスプレス」を開始した。シンガポールでは初めてのサービスとなり、利用者にとってシンガポール滞在時間をできる限り有効に活用してもらうねらい。今後は他の航空会社でも利用できるよう展開する予定だ。

 同サービスは、出発時刻の3時間前までであればマリーナ・ベイ・サンズでの搭乗手続きと搭乗券、手荷物の受領証の受け取りをできるようにしたもの。搭乗手続きが完了した人は直接チャンギ空港の出国審査に行くことができる。チェックインカウンターは当面、マリーナ・ベイ・サンズのコーチ・ターミナルに設置し、木曜日から月曜日までの午前10時から午後6時まで営業する。また、手荷物受託サービスでは荷物2個につき25シンガポールドルの手数料を徴収する。なお、チェックインサービスは他のホテル宿泊客も利用できる。