馬淵新国交相、「観光立国」路線堅持−日本の「強み」有効活用を重視
![](http://www.travelvision.jp/uploads/img4c9737e3a2bf0.jpg)
基本路線については、「1年間、一緒に政策の実現に取り組んできたので、まったく逆方向に向くようなことはない」と強調。ただし、「様々な修正部分というものも政策を進めていく上では出てくると思う」とし、特に政権交代後の3ヶ月から半年は「次から次に出てくる課題の解決に取り組んで政策を打ってきた」ことから、「今度はこういった政策を総合的、体系的にまとめていく作業が必要だと思っている」と語った。
また、観光面での日本の強みと弱みについての質問に対しては、「日本が持つ観光のポテンシャルは非常に高い」ことが強みとしつつ、「その強みを充分にいかせないために、“これだけあるんだから”とあぐらをかき、充分に強みを発揮できていないのではないか」と問題意識を説明。9月22日から予定されるAPEC観光大臣会合でも、こうした視点から課題を整理して臨みたいと語った。