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フォトニュース:オマーン、アラビアならではの観光素材

  • 2010年9月17日
 アラビア半島の東海岸にそって、縦長に伸びるオマーン。日本からの旅行者はまだ少ないが、その国土は美しく長大なビーチ、3000メートル級の山岳地帯、広大な砂漠など変化に富んだ自然にあふれている。アラビアンナイトに登場するようなエキゾチックな街角や山肌に張りつくようにたたずむ古い村々、歴代のイマームやスルタンが建てた要塞の数々などユニークな見どころのほか、一流のビーチリゾートも多い。

 オマーンを訪れる旅行者の多くはヨーロッパ人で、特にドイツ、イギリス、スイス、オランダなどからのリゾート客が多い。マスカットや第2の都市サラーラなどにあるビーチリゾートにゆっくりと滞在し、海を楽しみながら時々ニズワなどの史跡を巡ったり、山岳地帯へのドライブを楽しんだり、というのが主な旅のスタイルだ。

 アラビア半島ではドバイの人気が圧倒的に高いが、オマーンがめざすのはドバイとは別に独自の文化や伝統、自然だという。ドバイよりも物価が安いこともあり、最近ではドバイで買い物などを楽しんだあとオマーンでゆっくりとリゾートや観光を楽しむスタイルが増えているといい、中東旅行の新たな展開が期待できそうだ。


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