タイ、MICE促進でキャンペーン−「東南アジア最大級の国際展示会」打ち出す
タイ国政府コンベンション&エキジビション・ビューロー(TCEB)は9月13日、都内でビジネスフォーラム「日本企業にASEANのビジネスチャンスを提供するタイの国際展示会」を開催した。併催した記者会見では、TCEB理事のスパワン・ティーララット氏がフォーラムの概要をメディアに向けて説明し、タイにおける展示会開催の魅力を伝えた。
ティーララット氏は、タイが東南アジアの中心に位置し、スワンナプーム空港が周辺地域へのハブ空港であることから、2015年までに発足が目されているASEAN経済共同体(AEC)に関係するビジネスの拠点になり得ると指摘。またバンコクを中心に広大かつ設備が充実した展示会場が多くあり、その総面積はASEAN諸国のなかでもっとも大きくコンベンションや展示会といったビジネスイベント開催地として最適だという。
また、今年4月と5月のデモによる影響はほとんどなく、3つの国際展示会が6月に延期されただけにとどまったという。展示会を目的に訪れる人の数は依然減っておらず、昨年比10%の増加といい、「展示会はレジャーと違い政情不安などに左右されにくい」と分析。タイにおける展示会開催の安定性をアピールした。
ティーララット氏はまた、TCEBが実施する新たなキャンペーンについても説明。展示会への出展や参加を目的にタイで2泊以上する人を対象に、もう1泊を無料にする「Extra Night, Extra Smile」、短い滞在でバンコクで1泊しかしない人が対象の「Be My Guest」を紹介した。いずれも宿泊者数が落ち込んだバンコクのホテル救済を目的としたもので、2ツ星から5ツ星まで、100軒を超える協力施設があるという。このほか、空港における入国時のファストトラック設置やショッピングでの割り引き、格安で国際電話をかけられるSIMカードの貸し出しなど国を挙げてビジネスをサポートするかまえだ。
キャンペーンの利用に際しては、TCEBサイトかそれぞれの展示会のウェブサイトを通じて申し込み、宿泊ホテルにてクーポンブックなどが入ったキットを受け取る仕組み。このキャンペーンには3500万バーツ(約9500万円)を投じており、今年12月まで開催する予定。目下のところ期間延長を申請中であり、2年先まで継続していきたい意向だ。
ティーララット氏は、タイが東南アジアの中心に位置し、スワンナプーム空港が周辺地域へのハブ空港であることから、2015年までに発足が目されているASEAN経済共同体(AEC)に関係するビジネスの拠点になり得ると指摘。またバンコクを中心に広大かつ設備が充実した展示会場が多くあり、その総面積はASEAN諸国のなかでもっとも大きくコンベンションや展示会といったビジネスイベント開催地として最適だという。
また、今年4月と5月のデモによる影響はほとんどなく、3つの国際展示会が6月に延期されただけにとどまったという。展示会を目的に訪れる人の数は依然減っておらず、昨年比10%の増加といい、「展示会はレジャーと違い政情不安などに左右されにくい」と分析。タイにおける展示会開催の安定性をアピールした。
ティーララット氏はまた、TCEBが実施する新たなキャンペーンについても説明。展示会への出展や参加を目的にタイで2泊以上する人を対象に、もう1泊を無料にする「Extra Night, Extra Smile」、短い滞在でバンコクで1泊しかしない人が対象の「Be My Guest」を紹介した。いずれも宿泊者数が落ち込んだバンコクのホテル救済を目的としたもので、2ツ星から5ツ星まで、100軒を超える協力施設があるという。このほか、空港における入国時のファストトラック設置やショッピングでの割り引き、格安で国際電話をかけられるSIMカードの貸し出しなど国を挙げてビジネスをサポートするかまえだ。
キャンペーンの利用に際しては、TCEBサイトかそれぞれの展示会のウェブサイトを通じて申し込み、宿泊ホテルにてクーポンブックなどが入ったキットを受け取る仕組み。このキャンペーンには3500万バーツ(約9500万円)を投じており、今年12月まで開催する予定。目下のところ期間延長を申請中であり、2年先まで継続していきたい意向だ。