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農協観光、地産地消の宿泊プラン第3弾、全国263軒で設定−1年で4億円めざす

  • 2010年9月16日
 農協観光は9月15日、地産地消をキーワードとして地場産と国産の食材にこだわった宿泊プラン「地産地消・持参地消 こだわりの宿」の販売を開始した。この商品は昨年のツアーオブザイヤーを獲得しており、今回が第3弾。北海道から沖縄まで全国263軒の宿泊施設が参画しており、前回よりも29施設増加した。

 プランでは、夕食を「極める」「満喫」「味わう」の3コースに分け、地場産食材の使用頻度を分かりやすく表現。極めるコースは地場産食材100%、満喫は半分程度、味わうは2、3品程度という。また、今回から宿で提供するご飯にはすべてJAの米を使用した。このほか、ニーズが高かったことから食事付きの日帰りプランも新設。近場の宿泊施設で食事と風呂を楽しみ、客室でゆっくりくつろぎたいといった要望に応えられるようにした。

 今後は団体旅行での販売促進や他社への委託販売も進め、2011年9月30日までの1年間で取扱人数3万人、取扱高4億円をめざす。