アマデウスは、業務渡航のオンライン出張予約・管理ツール「アマデウス・eトラベル・マネジメント」の最新版13.2を発表した。同ツールは企業向けにオンラインでの航空券、ホテル、レンタカーの検索・予約、出張規定管理などの機能を提供するもの。最新版ではホテルの検索や予約方法を簡易化することで、作業に要する時間と経費を削減した。アマデウス・ジャパンによると、機能の充実により利用者の利便性を向上することで、日本国内の業務渡航手配のオンライン化を促進していきたい考えだ。

　最新版ではマイクロソフトのBing（TM）機能による新しいマッピングシステムを利用。今までできなかった地図からのホテル検索を可能にし、立地やアメニティの比較・検討もできるため、目的地付近のホテルを予約したいというニーズに対応するという。また、出張者の旅程に即時にホテルを追加できる「BookNow！」機能を追加した。　さらに、対象ホテルの予約可能な他の部屋を事前に確認できるマルチアベイラビリティ機能を搭載。空室照会が最初に実行できるため、予約プロセスの合理化が実現できるという。

　なお、アマデウス・eトラベル・マネジメントは現在世界4000以上の企業が利用しており、毎年450万超の旅客搭乗記録（PNR）を処理している。