イタリアのヴァッレ・ダオスタ州、“山岳マラソン”開催でトレッキングを提案
イタリア北部に位置するヴァッレ・ダオスタ自治州で9月12日、年内では最大規模となるスポーツイベント「トル・デ・ジアン(巨人たちのレース)」が開催される。同州最大の山岳スポーツイベントとなるレース開催に際し、ヴァッレ・ダオスタ自治州観光局が9月8日に都内でセミナーを開催し、イベント詳細と同エリアの魅力について話した。
このレースは“山岳マラソン”で、同州の人気ハイキング・トレッキングルートを150時間以内に走破するトレイル・ランニング・レースで、今年が初めての開催となる。観光局の杉山武史氏によると、「トル・デ・ジアン」のコースは同州を代表する2つの観光トレッキング・ルートを融合し、クールマユールの町を発着点として同州を1周するもの。ヨーロッパの名峰へのトレッキング・コースとしてはあまり知られていないが、レースを通じて認知の向上をはかる考えだ。すでに8月26日までで世界各地から346名のエントリーがあり、日本からもクロスカントリーナショナルチームの5名が参加する。なお、ヴァッレ・ダオスタ自治州への日本人観光客数は好調な伸びを示しており、7月は前年比29%増となった。
コースは標高2000メートルを超える峠を25ヶ所、湖を30ヶ所、国立・州立公園を2ヶ所含み、34の町村にまたがる広大なエリアに7ヶ所の救護所と43ヶ所の休憩所を設置。医師やヘリコプター、救急車がスタンバイし、ボランティアスタッフも各所に約50人ずつ配置するなど、本格的なコースとなっている。また、ヨーロッパで最高峰であるモンブラン、グラン・パラディソ、モンテローザ、そしてマッターホルンを走破することができ、景色を楽しみ、文化や遺跡などに触れることができる。レース中のペース配分は2日目のタイムリミットを除き自由なので、自分のペースで写真を撮りながら進めばより楽しいアクティビティとなるという。
このレースは“山岳マラソン”で、同州の人気ハイキング・トレッキングルートを150時間以内に走破するトレイル・ランニング・レースで、今年が初めての開催となる。観光局の杉山武史氏によると、「トル・デ・ジアン」のコースは同州を代表する2つの観光トレッキング・ルートを融合し、クールマユールの町を発着点として同州を1周するもの。ヨーロッパの名峰へのトレッキング・コースとしてはあまり知られていないが、レースを通じて認知の向上をはかる考えだ。すでに8月26日までで世界各地から346名のエントリーがあり、日本からもクロスカントリーナショナルチームの5名が参加する。なお、ヴァッレ・ダオスタ自治州への日本人観光客数は好調な伸びを示しており、7月は前年比29%増となった。
コースは標高2000メートルを超える峠を25ヶ所、湖を30ヶ所、国立・州立公園を2ヶ所含み、34の町村にまたがる広大なエリアに7ヶ所の救護所と43ヶ所の休憩所を設置。医師やヘリコプター、救急車がスタンバイし、ボランティアスタッフも各所に約50人ずつ配置するなど、本格的なコースとなっている。また、ヨーロッパで最高峰であるモンブラン、グラン・パラディソ、モンテローザ、そしてマッターホルンを走破することができ、景色を楽しみ、文化や遺跡などに触れることができる。レース中のペース配分は2日目のタイムリミットを除き自由なので、自分のペースで写真を撮りながら進めばより楽しいアクティビティとなるという。