中国、外資系旅行会社の海外旅行業務を試験的に実施−日系は2社が対象
中国国家旅游局と中国商務部はこのほど、外資系旅行会社のうち中国との合弁会社を対象に、中国人のアウトバウンド業務の取り扱いについて試験的に開始すると発表した。対象となる合弁会社は、設立してから2年以上の運営実績がある会社で合計17社。施行への参加申請期限は9月30日までで、旅行会社の実力、信頼性の高さ、サービスの質などから審査する。具体的な認可時期や取り扱い開始時期は未定だが、先ごろの日中韓観光大臣会合の場で国家旅游局局長の邵■偉(しょう・きい)氏が年内にも結論を出したいとの意向を示したこともあり、中国国家観光局(東京)によると可能な限り年内をめどに数社に対し認可したい考え。すでに申請を実施した旅行会社もあるという。
日系ではジェイティービー(JTB)の北京の交通公社新紀元国際旅行社有限公司と、エイチ・アイ・エス(HIS)が海南島に設立した秀之旅(海南)国際旅行社有限公司の2社が対象となる。JTBは「具体的な細かい動きについては未定だが、申請する準備を進めている」とコメント。HISも、現在細かな申請条件について調査しており、申請を前向きに検討しているという。
※■は王へんに其
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