パナソニック、旅行ナビゲーション機器を発売−カメラ通じて観光情報提供

  • 2010年9月9日
 パナソニックは10月8日、旅行用のポータブルSDナビゲーション機器「旅ナビ」の販売を開始する。同社のカーナビゲーション・ロケーション技術を活用し、より気軽に旅行を楽しめるよう開発した。国が観光立国の実現をかかげるなかでの旅行需要拡大を見込み、販売拡大をめざす。

 旅ナビでは、昭文社のMAPPLEガイドによる観光スポットのデータ約8万件を収録しており、地域やジャンルで観光スポットを選択し、旅行のプランニングをすることができる。また、カメラを通じて旅行先での見知らぬ風景やスポットを写し出しGPS機能を使うことで、地名や詳細情報を表示する。このほか、カメラで撮影した写真に位置情報を加えることもでき、撮影場所を地図上に表示する機能も搭載した。知らない場所でも、目的地までのルートを表示する機能や周辺の施設を検索する機能もつけた。さらに、付属のスタンドを利用するとカーナビゲーションにもなるという。