台湾観光協会は9月4日に開催された「第11回東京ガールズコレクション2010A／W」に参加し、同イベントのターゲット層である10台から20代の女性に向けたプロモーションを実施した。F1層に人気のあるモデル兼タレントの西山茉希さんを起用し、ステージでは西山さんが実際に旅行した台湾の印象を紹介しながら、台湾小吃やスイーツ、ウーロン茶など台湾のグルメや“プチプラ”（プチ・プライス）で楽しめるファッション、コスメ、マッサージなど、女性らしい台湾旅行の魅力をアピール。さらに、会場内に設けたブースでは、西山さんの台湾旅行の様子と各地の観光スポットをパネル展示したほか、東京ガールズコレクション（TGC)と台湾観光局と開設した特設モバイルサイトで西山さんが旅行中に選んだレザージャケット3点と台湾観光局オリジナルグッズが当たるアンケート抽選会を実施し、当選者にその場で提供した。

　台湾観光協会・東京事務所の野村美千子氏によると、TGCに出展した理由は海外旅行離れといわれる若い世代の女性に台湾を強くアピールし、マーケットの開拓と需要喚起をすることが目的。約3万人の若い女性が集まるイベントで気軽に訪れる台湾の魅力を伝えることで、ファーストステップとして台湾を知るきっかけと台湾への渡航意欲を高めることを期待した。ブースでは観光案内などの資料を用意して希望者に配布したが、自ら手に取る人も多かったという。