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メッセ・ミュンヘン、建築・建材業界見本市セミナー開催−日本人500人目標

  • 2010年9月3日
 メッセ・ミュンヘン・インターナショナル(MMI)日本代表部はこのほど、2011年ミュンヘンで開催される専門見本市、BAU2011−第19回国際建築・建材・建築システム見本市のセミナーを開催した。あわせて来日したミュンヘン見本市BAU統括副部長のマライレ・ケストナー氏は「日本からも多くの人々がきており、日本からの来場者が伸びるのを期待している」と日本市場に対しての期待を述べた。

 BAUはMMIが奇数年の1月にミュンヘンで開催する、建築・建材業界を対象にした専門見本市で、2011年は約1900社が出展する見込みだ。ケストナー氏によると、2009年は世界的な不況のなか、2007年開催より6ヶ国増の151ヶ国から、18%増の151ヶ国21万2035人が来場した。そのうちドイツ国外の来場者数は3万7201人で、アジアからは3330人が来場。2011年はドイツ国外から4万人以上の来場をめざす。また、MMI日本代表部代表の橋木雅弘氏によると2009年の日本人来場者数は約450人で、今年は10%増の500人以上をめざすという。

 橋木氏は「世界中で展示会が開催されているので、取扱いをはじめ、その業界との結びつきを強めれば定期的な需要になる。旅行会社の強みになるのでは」と見本市の取扱い参入を促す。BAUに参加するグループに対しては、現地でBAUの見所を紹介する説明会を実施するなどサポートし、専門分野ごとにガイドツアーをアレンジすることも可能だという。