マリーナ・ベイ・サンズ、日本支社開設し営業を強化−MICE受注も推進

  • 2010年9月2日
 2010年4月にオープンしたマリーナ・ベイ・サンズは8月31日、日本市場における認知度を高めるため、都内でレセプションを開催した。当日は、マリーナ・ベイ・サンズ総支配人兼シンガポール開発担当副社長のジョージ・タナシェヴィッチ氏が登壇し、「マリーナ・ベイ・サンズのオープン以後、シンガポールは観光産業が記録的な伸びを示している」と説明。特に7月単月では、シンガポールを訪れた観光客が前年比24%増でプラス成長し、100万人を超えたという。日本からもさらなる誘致をはかるため、新たに日本支社を開設。今後も日本市場への積極的なセールス活動を推進していく。

 同リゾートは客室数2600室を備え、レジャー向けにカラフルな内装を施したオーシャンビュールームと、ビジネス向けの現代的なシティビュールームの2つのコンセプトで展開。また、エキスポ・コンベンションセンターは総面積12万平方メートルで、250の会議室、4万5000人を収容できる会議・展示スペースを設けており、アジア最大となる8000平方メートルの宴会場では、少なくとも6600人以上の着席式の宴会が可能だという。MICEについては、8月31日現在で370件をすでに受注しており、34万5000人以上の参加が見込まれているという。