日中航空交渉が再開へ−前原大臣が会談、中国側は発着枠確保に努力
国土交通大臣の前原誠司氏は8月24日、中国政府の交通運輸部長と民用航空局長と会談し、日中間オープンスカイの実現や羽田/中国線の実現に向けて航空当局間協議の再開を要請した。国土交通省航空局によると、この結果、「航空交渉再開が重要である」との認識で一致し、再開に向けて調整に入ると説明されたという。また、中国側からは急激な国内線需要の伸びによって発着枠の確保が困難になっているものの、日本を含む各国からの就航、増便の要望に応えるための努力も進めているとの説明があり、搭乗率の低い国内線の枠を国際線に転用する案も言及されたという。
なお、航空交渉が再開された場合、約1年ぶりとなるが、国交省航空局では「すでに何度もやり取りをしてきており、お互いのスタンスは理解できている」とし、問題にならないとの認識だ。
なお、航空交渉が再開された場合、約1年ぶりとなるが、国交省航空局では「すでに何度もやり取りをしてきており、お互いのスタンスは理解できている」とし、問題にならないとの認識だ。