地球の歩き方、“拡張現実”組み込んだiPhoneアプリ販売開始−第1弾はパリ

  • 2010年8月24日
 地球の歩き方T&Eはこのほど、“拡張現実”の機能を組み込んだiPhone向けガイド・アプリケーション「地球の歩き方 パリAR2010」の販売を開始した。“AR”とは拡張現実を意味し、現実の世界にデジタル情報を重ねあわせる技術。歩き方では、iPhoneのカメラ画像上に観光スポットの写真が浮かび、その写真に触れるとスポットの詳細情報を閲覧できるようにした。現地で使えるGPSモードと、日本でも使用可能な固定位置モードを用意した。

 スポットの情報は、観光やグルメ、ショッピング、エンターテイメント、ホテルなど合計500件以上で、写真や説明文、レポート、住所、交通アクセスなどを閲覧可能。スポット情報から地図や口コミにも遷移することが可能だ。また、地球の歩き方サイトに投稿された読者の口コミはカテゴリ別に閲覧でき、いつでも最新の口コミをダウンロード出来るようにした。

 アプリケーションは、アップルのアプリケーション販売サービス「App Store」で販売。iPod Touchでも購入可能だが、AR機能は使用できない。