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日本旅行、下期商品は5%増19万人めざす−「通」な添乗員同行コースも

  • 2010年7月28日
 日本旅行は2010年下期の「マッハ」と「ベスト」で、前年比5%増の19万人への販売をめざす。コンセプトを「“日本発、地球号の旅”『満足計画』」とし、消費者が本当に望む旅行の内容と品質を吟味。旅本来の楽しさや旅情を実現するという。また、羽田発商品も強化し、東京出発の全コースのうち約10%を想定する。

 旅の魅力の向上策としては、従来通り欧州の特定コースで添乗日数が2500日を超える「マイスターTC」が同行するほか、イタリア、スペイン、フランスの特定コースで新たに「各国通TC」のコースを設定。添乗日数はマイスターTCに及ばないものの、対象国の添乗経験が豊富で、その国を熟知した添乗員が同行する。ソウルや台北などアジア主要7都市では、例えばソウルのパワースポットなどを巡るオリジナル観光バスを用意した。

 また、ハネムーンや夫婦の記念日などに向けて、追加のアレンジプラン「メモリアルプラス」を設定。例えば、空港/ホテル間の送迎と観光を専用車と専属ガイドにアップグレードするものや、ハワイでは帰国日前日の夕食をサンセットディナーとショークルーズを用意した。さらに、全コースでペアシートを確約し、ベニスのゴンドラも2人で1艘用意するなどの特徴を持たせたツアー「感動の宝石箱」も新たに造成した。

 このほか、快適さを向上するため、フライトやホテル、送迎を見直した。このうちフライトは、例えば原則として全コースで利用航空会社を指定。また、航空便を選べるコースやプラン、並び席の確約コースなども用意した。ホテルでは、一部をのぞいて申込時に利用ホテルを確約するほか、ヨーロッパの一部都市をのぞき、バスタブ付きの部屋を提供する。

 なお、上期の販売実績は10%増の16万5500人となる見込み。方面別では、ハワイ以外の全方面でプラス成長した。詳細は下表を参照のこと。