プリンセス・クルーズは2011年、2012年のアジアクルーズの概要を発表した。配船する客船は11万6000トンのダイヤモンド・プリンセス、7万7000トンのサン・プリンセスとシー・プリンセス、3万200トンの小型船オーシャン・プリンセスの4隻。乗客の好みに合わせて大型船から小型船まで選択できるようにした。4隻で延べ60港に寄港し、日本では長崎、大阪、東京、室蘭の4港を訪れる。

　ダイヤモンド・プリンセスはアラスカから北太平洋を横断し、中国をめぐる「北太平洋横断と東アジア16日間」コースで室蘭と長崎に寄港するほか、北京からシンガポールをめぐるクルーズや北オーストラリア、台北、中国をまわるコースで長崎に寄港する。また、サン・プリンセスとシー・プリンセスは「オセアニア、アジアと日本43日間」コースで長崎、大阪、東京に寄港する予定だ。