楽天調査、夏のレジャー予定は国内旅行が増加傾向−予算は横ばい

  • 2010年7月20日
 楽天リサーチと楽天トラベルが実施した夏のレジャーに関するインターネット調査によると、今年の夏(7月〜9月)の休暇の過ごし方では「日帰りで出かける」が53.8%、「宿泊を伴う国内旅行に行く」が42.6%と国内旅行を予定する人が多かった。2009年の過ごし方で「日帰りで出かけた」人は31.5%、「宿泊を伴う国内旅行に行った」人は33.4%で、今年の予定と比べると昨年の実績を上回っていることがわかる。一方、海外旅行は8.5%と国内旅行に比べて低い結果となったが、昨年実績は7.1%であることから需要は伸びている。

 予算に関しては、一人あたり「1万円〜3万円未満」が24.0%と最も多く、「5万円〜10万円未満」が23.5%、「3万円〜5万円未満」が21.4%となり、1万円未満の7.8%を含めると5万円以下が半数以上を占めた。また、性・年代別で見ると、男性は50代の「5万円〜10万円未満」が30.6%、女性は50代の「5万円〜10万円未満」が36.8%と最も多かった。また、昨年と比べて予算を増やすかどうかについては、「変化なし・横ばい」が59.8%となった。

 国内旅行の移動手段は、「自家用車・レンタカーを利用する」がトップで、「宿泊を伴う国内旅行に行く」人は48.8%、「日帰りででかける」人は71.9%が選択した。高速道路料金の休日特別割引や一部無料化政策についても、「非常に支持している」、「支持している」人の支持層が45.7%と約半数となり、交通渋滞が予測されるなかでも交通費をおさえてレジャーを楽しみたい人が多いと分析している。

 なお、同調査7月6日、7日の2日間、全国の20歳から69歳の男女を対象に実施した。