VWC、羽田空港利用促進キャンペーン実施−新たな海外旅行需要創出へ

 日本旅行業協会(JATA)VWC2000万人推進室はこのほど、羽田空港利用促進共同キャンペーンを展開する。10月21日の羽田空港の新国際線旅客ターミナル供用開始と、10月31日の国際線定期便の開設を記念するもの。日本空港ビルデングや京浜急行など関係各社・団体が協力してプロモーションを展開する。VWC2000万人推進室長の澤邊宏氏は、「羽田の国際化が成田利用客のシフトではなく、新たな市場の開発、需要創造につなげたい」と期待を示した。

 同キャンペーンは8月1日から11月10日まで、クイズに答えるオープン懸賞を実施。東京、神奈川など首都圏を中心にポスターを掲示するほか、京急や東京モノレールの車内でも告知する。クイズ正解者の中から抽選で、羽田発着の航空券ペア20組や海外ホテル宿泊券ペア20組、記念品100点を提供する。応募は、専用ウェブサイトもしくは郵便はがきで受け付ける。

 なお、澤邊氏によると、今後は個別のデスティネーションや航空会社との共同キャンペーン実施も視野に入れており、継続的に需要創出に取り組む方針だ。