海外レンタカー利用経験は6割超、男性60歳以上は9割−アップルワールド調査

  • 2010年7月15日
 アップルワールドが実施した「海外レンタカーに関するアンケート調査」によると、海外旅行先でレンタカーを利用したことがある人は64.3%となった。男女年代別では60歳以上の男性が90%と多く、アップルワールドでは業務渡航などで利用する人も多く、身近な存在になっていると分析。また、男女別では男性が平均70%で女性よりも多いものの、30代は女性(60%強)が男性(50%強)よりも上回っており、これについては30代は旅慣れた女性が多く、海外旅行市場の特性を反映しているとする。

 レンタカーを利用した目的は「移動手段として必要だった」(39.3%)が最も多く、「自分のペースで楽しめる」(24.9%)、「ドライブを楽しみたかった」(22.2%)と続く。利用した旅行先は「ハワイ」(28.1%)、「アメリカ本土」(22.1%)であわせてほぼ半数。「ヨーロッパ」(16.2%)、「グアム・サイパン」(13.0%)、「オーストラリア・ニュージーランド」(11.9%)と続き、アジア地域での利用はまだ少ないようだ。

 今後、海外でレンタカーを利用する意向については、「機会があれば利用したい」(55.0%)、「積極的に利用したい」(27.2%)で、約8割が海外レンタカーの利用意向がある。しかし、レンタカーを利用した経験がない人にその理由を聞くと、「海外での運転が不安」(34.4%)、「万が一の事故が不安」(27.0%)が半数を占めており、海外ドライブでの不安要素を取り除くことが、利用者を増加するためには必要のようだ。

 なお、同調査は6月16日から6月29日に、アップルワールドのサイトで実施し、有効回答数213通を得た。