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台北市、花博開催で観光推進キャンペーン実施、公式エアラインと

  • 2010年7月8日
 2010年11月6日から開催される台北国際花博にあわせ、台北市は7月6日、「花咲く台北」と題した台北観光推進キャンペーンを実施した。台湾観光協会、台北駐日経済文化代表処、花博の公式エアラインであるエバー航空(BR)とチャイナエアライン(CI)、および日本航空(JL)の協力で実現したもの。当日は旅行会社やマスコミなど200名を招待。花博親善大使に任命された台湾出身のジュディ・オング氏や「台湾版スーザン・ボイル」と評判のリン・ユーチュン氏が応援にかけつけた。

 台北国際花博は台湾では初となる国際博覧会であり、アジアでは4番目の開催国となる。会場は台北市内の公園や河岸で、河岸に入場ゲートを設けるのは世界初の試みだという。現在までに45ヶ国86都市の130機構が参加し、91.8ヘクタールの敷地には14のパビリオンに加え、蘭をはじめとする3300種類以上の花々が展示される。さらに、伝統音楽やアートなどのステージパフォーマンスを、期間中に6000回以上開催する予定だ。

 花博の公式エアラインのBRは、花博仕様の機材を投入。A330-200型機の4機を、ヘッドレストカバーなど内装を花博のイメージにあつらえ、東京、大阪、福岡、香港、ソウル/台北線に導入する。さらに、同社ツアーブランドの「エバシオン」でも、全商品に花博見学を組み込む予定だ。7月6日から8月2日までの期間には、ファミリーマートとタイアップした環境キャンペーンも実施。クイズに答えると抽選で台北旅行があたるといった消費者参加型のイベントで盛り上げていく。

 また、公式エアラインのCIは10月31日、羽田/松山線を週14便で就航する。成田/台北線をあわせ週33便が東京/台湾を結ぶ。台北市長のハオ・ロン・ピン氏は挨拶で、羽田/松山線の運航に触れ、両都市間の距離が縮まることで、多くの日本人の訪問を期待していると語った。