スカイチーム、ワークショップと懇親会を開催、共同ロケーション構想開始

  • 2010年7月5日
 スカイチーム加盟各社は7月2日、東京でワークショップとレセプションを兼ねた「スカイチームショーケース」を開催した。先月6月10日にはベトナム航空(VN)が正式加盟し、スカイチームに新たに20の就航都市が加わった。冒頭の挨拶で登壇したVN東日本旅客部次長の青木英雄氏は「スカイチーム加盟を皮切りにインターナショナルエアラインの一員として展開し、さらに高質なサービスを提供していきたい」と意気込みを語った。

 スカイチームは現在、成田空港で加盟航空会社のカウンターを第1ターミナル北ウィングに集めているが、現在は新たに加盟したVNと中国南方航空(CZ)が第2ターミナルを利用しており、今後第1ターミナルに移転して、利便性を高めていく考えだ。また現在、スカイチームでは世界中の空港施設における共同ロケーション構想を計画。共同のチェックインカウンターやラウンジを設けるもので、昨年にロンドン・ヒースロー空港ターミナル4に世界初となるスカイチーム共同ロケーションがオープンさせた。これを皮切りに、今後も同構想を積極的に展開していきたい考えだ。

 なお、当日は旅行会社の社員を中心に約200名が来場。スタンプラリー、加盟航空会社航空券を賞品にした抽選会などで、大いに盛り上がった。