ハワイ州知事、受け入れ態勢の改善アピール、羽田線にも期待
ハワイ州知事のリンダ・リングル氏がこのほど来日し、6月17日に記者会見を開催した。リングル氏は冒頭、「ハワイ州は日本人旅行者の増加に対して非常に真剣に取り組んでおり、ハワイでの体験、経験をより豊かなものにすることに心を砕いている」と強調。ホノルル空港の改修やワイキキビーチの補修など、受け入れ態勢の改善を進めてきたことをアピールした。
ホノルル空港の改修は、23億米ドル(約2090億円)を費やす州内空港の近代化プロジェクトの中核事業。日本人旅行者に不評であった到着時のウィキウィキバスの代替として、国際線到着ゲートからメインターミナルまで移動できる連絡通路を建設する。すでに第1期工事は昨年10月に終え、今年9月に当初予定よりも2ヶ月前倒しして完了する予定。また、新ターミナルの建設も予定しているほか、コナなど他の空港についても、運営効率の改善や利用者の体験の向上に取り組んでいるという。
また、ワイキキビーチの補修は250万米ドル(約2億2700万円)を投じるもの。ビーチの砂が少なくなり面積も縮小しているのに対し、沖合いから砂をくみ上げてビーチに戻すことで拡幅する。同様のプロジェクトはクヒオビーチですでに完了しており、ワイキキビーチでは来年初頭に始まり、終了後には10メートル以上幅が広がる計画だ。
さらに、民間のインフラ開発として、ホテルの建設が進んでいることも説明。トランプタワーが最近営業を開始したほか、来年にはディズニーが新リゾートをコオリナに開設予定。また、マリオット・インターナショナルも来年、新ブランド「エディション」の1軒目のホテルをイリカイに開設する計画と紹介した。
このほか、羽田便の開設について「とても嬉しく、楽しみにしている」とコメント。すでに日本航空(JL)、ハワイアン航空(HA)が開設を予定しているが、全日空(NH)についても、「望みを抱いている」と語った。
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◆ホノルル空港、連絡通路の第一期工事が終了−入国審査の待ち時間短縮に期待(2009/10/23)
ホノルル空港の改修は、23億米ドル(約2090億円)を費やす州内空港の近代化プロジェクトの中核事業。日本人旅行者に不評であった到着時のウィキウィキバスの代替として、国際線到着ゲートからメインターミナルまで移動できる連絡通路を建設する。すでに第1期工事は昨年10月に終え、今年9月に当初予定よりも2ヶ月前倒しして完了する予定。また、新ターミナルの建設も予定しているほか、コナなど他の空港についても、運営効率の改善や利用者の体験の向上に取り組んでいるという。
また、ワイキキビーチの補修は250万米ドル(約2億2700万円)を投じるもの。ビーチの砂が少なくなり面積も縮小しているのに対し、沖合いから砂をくみ上げてビーチに戻すことで拡幅する。同様のプロジェクトはクヒオビーチですでに完了しており、ワイキキビーチでは来年初頭に始まり、終了後には10メートル以上幅が広がる計画だ。
さらに、民間のインフラ開発として、ホテルの建設が進んでいることも説明。トランプタワーが最近営業を開始したほか、来年にはディズニーが新リゾートをコオリナに開設予定。また、マリオット・インターナショナルも来年、新ブランド「エディション」の1軒目のホテルをイリカイに開設する計画と紹介した。
このほか、羽田便の開設について「とても嬉しく、楽しみにしている」とコメント。すでに日本航空(JL)、ハワイアン航空(HA)が開設を予定しているが、全日空(NH)についても、「望みを抱いている」と語った。
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