ホーランドアメリカ、豪州クルーズに2隻配船−高需要に対応、日本発も

  • 2010年6月21日
 ホーランドアメリカラインは2011年から2012年に、msフォーレンダムとmsザーンダムの2隻でオーストラリア、ニュージーランド、アジア、南太平洋地域のクルーズを実施する。同地域の需要の高さに対応するもので、2隻での運航は今回が初めて。日本発のクルーズも設定しており、日程は13泊から26泊で、2つの日程を組み合わせた27泊から39泊の長期クルーズも設定可能とした。

 このうち、たとえばザーンダムは2012年1月から3月に神戸/香港、またはシンガポール/香港の14泊クルーズを6本運航する。さらに、4月1日には神戸発バンクーバー行きの22泊のクルーズを実施。横浜や函館など、日本の港をいくつか経由するという。

 また、フォーレンダムは2011年10月から12年3月にかけて、シドニー発着、もしくはシドニー/オークランド間で、フィヨルドランド国立公園、ウェリントン、ネーピア、タウランガなどニュージーランドの北・南を巡る14泊クルーズを9本設定している。