国交省、名古屋と下呂に韓国旅行会社を招聘−韓国人旅行商品造成へ

  • 2010年6月3日
 国土交通省中部運輸局はこのほど、各自治体と連携し、韓国の旅行会社向けに名古屋、下呂地域を巡るファムトリップを実施する。これは、韓国ではあまり商品化されていない名古屋、下呂地域を中心とする旅行商品造成の拡大をめざすもの。中部運輸局が、名古屋観光コンベンションビューロー、下呂温泉観光協会、中部国際空港と連携し、アシアナ航空(OZ)の協力を受けて実現した。招聘期間は6月11日から13日までの2泊3日で、韓国の旅行会社の日本チーム長やランドオペレーター、メディア関係者ら約20名が参加する。

 ファムトリップでは、名古屋城や産業技術記念館の視察や下呂温泉への宿泊のほか、飛騨高山の古い街並みや美術館を見学する。なお、現在名古屋、下呂地域は韓国で放映中のドラマ「悪い男」の日本ロケ地にもなっているため、ドラマ放映を契機とした韓国人旅行の増加を見込んでいる。