アマデウス、第1四半期の純利益が約6割増−旅行流通とIT事業がともに好調

  • 2010年5月24日
 アマデウスITホールディングの2010年第1四半期(2010年1月1日〜3月31日)の決算で、調整後の純利益が前年比58.1%増の1億2890万ユーロ(約145億7000万円)となった。同社によると、旅行予約コンテンツ流通事業とITソリューション事業がともに2ケタ増となった結果、収入が13.4%増の7億530万ユーロ(約797億2000万円)となったという。

 期間中の旅行会社による航空予約数は、中東やアフリカ、アジア・太平洋地域などが牽引して9.6%増の1億390万件となり、シェアは0.1ポイント減の36.5%を維持した。収入も12.4%増となった。ITソリューション事業では、契約済みのシステム移行案件が実施されるなど引き続き堅調であったといい、収入は17.9%増となった。