フォートラベル調査、ゴールデンウィークの旅行は海外、国内ともに増加

  • 2010年5月21日
 フォートラベルにがこのほど実施した「2010年GW旅行動向調査」によると、GW期間中に海外旅行した人16.1%、国内旅行した人は20.3%、自宅中心で過ごした人は37.0%であった。前年と比べると、海外旅行は5.1ポイント、国内旅行は3.5ポイント増加した一方で、自宅中心で過ごした人は4.1ポイント減少、日帰り旅行も1.9ポイント減少した。これにより、2010年のGWは積極的に宿泊をともなう旅行をした人が増えたと分析する。

 また、当初海外旅行を予定していたにもかかわらず中止した人は海外旅行を計画したうちの10.8%で、その理由は「休暇日数の関係」がもっとも多かった。アイスランドの噴火やタイの治安悪化も選択肢に含めたものの旅行計画にはほとんど影響がなかったという。このほか、同行者と折り合いがつかない、予算の折り合いがつかない、などの理由もあげられた。

 海外旅行を実施した人の旅行日数の平均は5.7日で、旅行費用の平均は1人あたり19万9000円と前年の調査と比べて4万3000円高かった。行き先はアジア方面が55.9%と人気が高く、次にヨーロッパが17.0%、ハワイを含む北米が12.2%となった。

 なお、同調査におけるGW期間は4月28日から5月9日までの12日間。調査は4、フォートラベルの会員を対象に実施し、有効回答数は1170件であった。