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関空、09年度は純利益確保、後半の施策で新規就航・増便が約100便に

  • 2010年5月20日
 関西国際空港の2009年度(2009年4月1日〜2010年3月31日)連結決算は、営業収益が前年比12.8%減の864億7100万円で、営業利益が29.1%減の125億7100万円、経常利益が75.6%減の9億2500万円で、当期純利益1億4200万円(前年:67億3300万円の損失)を計上した。景気低迷や新型インフルエンザの影響により、就航する航空会社の減便、運休が続き、着陸料や給油施設使用料、旅客サービス使用料、直営事業など各収入が落ち込んだ。しかし、緊急施策として着陸料割引制度を導入。アジアを中心に新規就航、増便につながり、旅客便と貨物便あわせて100便近い新規就航、および増便につながったという。

 2010年度は航空機発着回数を前年と同じ10万9000回、航空旅客数を1.6%減の1330万人になると予想。連結業績は営業収益は0.1%増の865億8500万円、営業利益が15.3%増の144万9000万円、経常利益が86.9%増の17億3000万円、当期純利益は885.2%増の14億100万円を見込む。