ニュージーランド航空（NZ）とヴァージン・ブルー（DJ）はこのほど、ニュージーランド／オーストラリア間市場で提携する方針を発表した。これまで数ヶ月にわたって検討を進めてきたといい、路線展開や商品企画、コードシェア、FFPの分野で協力体制を構築する。今後、両国の規制当局に認可を申請し、6ヶ月前後で結論が出る見込みだ。

　提携内容は、ニュージーランド／オーストラリア間の国際線と国際線に接続する国内区間に限定し、純粋な国内線は含まない。提携が実現した場合でも、各社がすでに結んでいる提携関係やアライアンスには影響を受けないという。

　なお、同市場はカンタス航空（QF）とジェットスター航空（JQ）も注力しており、NZとDJでは提携によって競争力を強化するねらいがある。