「記念日旅行」経験ありは63%−結婚記念日と誕生日が人気、国内8割

  • 2010年5月10日
 ジェイティービー(JTB)が実施した旅のアンケート「たびQ」で、何かの記念日に旅行に行ったことがある人が全体の63%となった。また、これまで行ったことがない人のなかでも、行ってみたいと答えた回答者が64%おり、記念日に旅行をしたいというニーズが高いことがうかがえた。海外と国内の割合では、海外が21%となり、気軽さで勝る国内が多かった。

 経験者のうち、何の記念日で行ったかの質問では、結婚記念日が43%で最も多く、次いで誕生日が39%を占めた。結婚記念日の中でも10周年、20周年、金婚式、誕生日の中では還暦や古希、喜寿など節目の年を特別感が強い記念日と考えている人が多かったという。また、年配の両親や祖父母の記念日を、家族や親戚が祝うケースが目立ったほか、永年勤続や試験合格、禁煙記念日などの回答もあった。

 また、同行者に関しては、「夫婦・カップル」が73%と大半を占め、「両親」が9%となった。「こども」と「知人」も5%ずつで、30代から50代では「一人旅」の回答も得られたという。

 なお、アンケートは3月10日から3月18日にかけて、3985名の回答を集めたもの。回答者の性別は男性が2300名、女性が1611名、不詳が74名。年代別では、40代が1399名と最も多く、30代から50代で全体の8割を占めた。